院長コラム

なぜ、ふたえが良い(と、多くの人が考える、感じる)のか。

まず、手のひらを見てください。

それから少し指を曲げてください。

すると手相の部分が少し曲がってシワが深くなりますね。

ふたえまぶたもこれと同じ原理です。

まぶたの皮膚が目を開けることで一本の折り目によるシワができる。

ただそれだけの事です。

 

それなのに、大変な思いで手術を受け、ふたえまぶたになることを希望する人がいます。

なぜでしょうか?

眼が大きいと心理的作用で魅力的に見えるらしいのです。

例えば少女漫画、キャラクターは目が大きいですね。

パンダは目が大きいわけではないけれど目の周りの黒い部分が大きいのでカワイイと感じるようです。人間もアイシャドーやカラーコンタクトで眼の黒く見える部分を広げることで魅力的に見せようと工夫するのです。

ふたえまぶたも1本のシワが目の一部のように黒いラインを作るので目の存在が強調されます。

なぜ心理学的に目が大きいと魅力を感じるかというと、古い記憶と関係があるというのです。

赤ちゃんは生まれてすぐの頃は、ぼんやりとしか周囲を把握できないそうです。その時にいちばん愛情を注いでくれて安心感を与えてくれるお母さんの顔はぼんやりと二つの黒い丸と赤い唇として強く認識され、そうした記憶が人の心理に影響を与えている、という説をどこかで読みました。

真実かどうかは不明ですが、納得できる気もします。

ただ、成長した大人は細い切れ長の目にも魅力を感じることができます。

ふたえであればよいと安易に考えず、人それぞれの魅力を引き出すよう、手術をすべきかどうか検討することが大切だと思います。