現在のフェイスリフト事情

大がかりでダウンタイムが長い、切るのは怖い、と思われる方も多いでしょう。現在では色々と高性能な美肌機器もあるのに、なぜわざわざそんな手術をするのでしょうか?それはやはり機械などではまだ限界があるからです。

一方で手術の限界もあります。神経や血管など、どうしてもメスを入れることのできない部分があり、筋肉が動く範囲や方向を考慮すると好きなだけ引き上げることも困難です。

現在では、フェイスリフトと機械的治療も組み合わせ、それぞれの長所を生かしてより良い結果を出すことができるようになりました。

多くの方が心配するのは傷が残るのではないか、神経がマヒするのではないか、突っ張ったように顔が変わって人にばれるのではないか、など様々だと思います。手術の限界を超えて行ってしまうとそのような事態になる確率が高くなりますが、慎重に行えばそのようなリスクを避けることができます。

医学の長い歴史から、重要な血管や神経の位置がわかっていて、経験的にどの程度引き上げれば不自然にならないかもわかるからです。では、なぜ失敗談が目立つかと言えば、やりすぎるからだと思います。せっかくだからと無理をしてしまうのでしょう。ある程度までの変化であれば気づかれず、限度を超えると誰の目にも不自然に見え始めます。

もっと良い結果を出そうとか、せっかく手術を受けるから、などと考えだすと、だんだんオーバーな手術になり、結果として不自然になります。

時間をかけてカウンセリングすることの重要性

全体的なバランスもあります。血管や神経などの走行上、メスを入れるとリスクが高くなる部分があり、手術ができない部分もあります。そうなると、手術をしている部分と手を加えていない部分のバランスが壊れ、不自然に見えるようになります。また、時間の経過とともに手術を行っていない部分が老化してくるとシワのより方などが不自然になり、よく言われる「整形が崩れた」ようになります。

フェイスリフトには様々な手術方法があり、どの範囲に行うかも人それぞれです。医師任せにせず、十分時間をかけて話し合い、方針を決めることが大切です。

腫れについて

腫れは麻酔薬や内出血、手術の反応に伴う浸出液などが溜まって生じます。手術中はできるだけ血管を損傷しないよう丁寧に行い、出血部位をこまめに止血し、手術後は浸出液を外に出すドレーンというチューブを挿入し、圧迫固定を行うなどの処置が腫れを軽減させます。

また、目の周囲が腫れると腫れた感じが強調されるので、手術方針を考える際にどの範囲を重点的に行うのかを確認しましょう。できるだけ腫れを少なくしたい場合、こめかみの部分のリフトを控えめにして、まぶたのたるみ取りである眉下リフトと併用するなどの工夫があります。

内出血(青アザ)について

手術範囲が広くなると、内出血が溜まることによる青アザも生じる可能性があります。

多少の内出血は手術の場合避けられませんが、腫れの項目でも書いたように、当院では可能な限り内出血を少なくするため、手術中の丁寧な剥離と止血操作に加え、ドレーンという細いチューブを挿入し、包帯による圧迫を行います。こうすることでダウンタイムも短くすることができます。

痛みについて

当院ではフェイスリフトも局所麻酔で行っています。驚かれる方も多いのですが、丁寧に麻酔を行えば麻酔が効きにくい方は別として長時間の手術が可能です。全身麻酔に比べ局所麻酔は全身への影響が少ないので、入院は不要でそれほど時間をおかずに飲食も可能です。

フェイスリフトは皮膚や筋肉を引き上げる手術のため、手術後につねられるような痛みを感じる場合もあります。引き上げすぎないようにすれば避けられる要素ですし、時間とともに神経も伸び、痛みは遠ざかります。

傷跡について

できる限り目立たない位置を切開します。図のように耳のそばを切開して引き上げるため、ヘアスタイルによっては傷が目立ちます。傷が完全に治るまではある程度髪を長くする、ウィッグを使用するなどの工夫が必要です。

他人にばれるのではないかという心配

テレビなどで「この人リフトしたな」と、すごくよくわかる方もいらっしゃいます。フェイスリフトを受けたすべての人が他人にわかってしまうわけではありません。あるレベルを超えると素人にも不自然さが伝わってわかってしまうのです。

とは言え、あまり引き上げ量が少ないとあまり変化を感じられず、物足りなかったりすることもあり、変化と自然さのバランスをとることがいつも難しい問題です。手術の前に十分時間をかけて完成イメージを検討することが満足への近道です。先にも書いたように、機械的治療と組み合わせることで自然な結果が得られます。

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フェイスリフトは適切な時期というものもあります。
繰り返し行う施術でもないので計画を立てて取り組むものです。
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