脂肪注入について

「脂肪吸引」という治療をご存知の方は多いでしょう。ダイエットなどで脂肪を減らしたい人も多いのに、わざわざ脂肪を注入するのはなぜでしょうか。

顔は皮膚や脂肪だけでなく、骨、筋肉などが重なってできています。顔の脂肪層は想像以上に薄いので、加齢やダイエットなどで脂肪が減ると、筋肉や骨格によるパーツの隙間が「窪み」や「溝」のように見えてきます。その対策として、脂肪を注入するのです。

しかし、ただ窪みに注入すれば良いというわけではなく、考慮すべき点がいくつかあります。脂肪と並んで重要な主役は脂肪の入れ物である皮膚です。

皮膚がたるんで伸びていると、いくら注入しても膨らまず、注入しすぎると風船のように膨らんだ顔になってしまいます。また、顔はいろいろな方向から見られるため、立体的なバランスを考えて注入しないと不自然な顔になってしまいます。さらに、顔は表情により移動するため、表情による変化も考慮する必要があります。

このようにポイントを考慮して脂肪注入することが、満足への近道です。

脂肪注入の長所

  • アレルギー反応が起こりにくい

ご自身の細胞を使用するのでアレルギー反応の心配がいりません。人工物や薬品の注入に抵抗のある方にも受けやすい要素です。※脂肪の採取、注入に麻酔を使用します。

  • 色調がマッチしている

ヒアルロン酸は透明のため、皮膚の薄い部位では使用する量や種類に注意しないと、光によっては透けて見える場合があります。脂肪の場合、本来の脂肪の色であり、透けて見えることはありません。

  • 生き残る

注入した脂肪に血行が行き届くと、注入した位置で生き残ると考えられています。また、近年の研究では、脂肪細胞の周囲に含まれる幹細胞が、注入部位で新たな脂肪を再生するとの報告もあります。

  • 注入した位置から移動しない

脂肪の層に散らばらせるように脂肪を注入するので、他の部位へ流れて移動することはありません。

脂肪注入の短所

  • 脂肪を採取する必要がある

ご自身の脂肪を使わないと拒絶反応が起きます。注入予定量よりも多めの脂肪を採取する必要があるため、皮下脂肪がある程度ないと注入手術を行うことができません。

  • 浅く広い位置には向かない

脂肪はヒアルロン酸よりも粒子が大きく、ある程度分散させて注入する必要があるため、皮下の浅い層に広く注入する目的にはあまり適していません。

  • ダウンタイム

手術後、人前に出られない期間を「ダウンタイム」と言います。ヒアルロン酸などと同様に、注射による手術は皮下の血管に針が当たることによる内出血の可能性はゼロではありません。内出血が生じた場合は10日前後で解消しますが、それまでの期間はコンシーラーなどで隠す必要があります。

術前のカウンセリング

脂肪注入やヒアルロン酸の注入は、生まれつきの窪みや年齢に伴うボリュームの減少に対して、何らかの物質を注入して「ふくらませる」ことで形を整える方法です。

注入するための様々な材料がありますが、それぞれに長所・短所があり、100%良いものはありません。ヒアルロン酸は浅く細く、脂肪は深く広く。それぞれに長所・短所があります。

それぞれの特徴をよく考えて選ぶことが、満足につながることになります。手術前のカウンセリングで、慎重に検討することが大切です。

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